水素とは

最小分子の水素

 水素(Hydrogen)とは、宇宙において一番最初に作られ、最も軽く、最も多く(地球上の約88%)存在する元素です。一般的に水素というと水素原子(H)2つが結合した水素分子(H2)のことをいい、水素ガスになります。
 近年、水素はクリーンエネルギーとして注目され、活用されつつありますが、健康・美容業界でも話題の成分となっています。その理由は、エイジング(老化)や生活習慣病の元とも言われる活性酸素に対抗する「抗酸化成分」として優れていると分かってきたからです。

活性酸素とは

 人間の身体は、呼吸によって酸素を取り入れていますが、通常の呼吸で体内に取り込まれた酸素の2~3%が活性酸素になるといわれています。活性酸素は不必要になった細胞を分解をしたり、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退するといった体にとって必要な物質ですが、 活性酸素が増え過ぎると体に悪影響を与えてしまいます。
 人間は約60兆の細胞で構成されますが、その細胞の外側にある細胞膜が活性酸素と結びつくことで酸化して過酸化脂質となり、細胞が老化してしまいます。物が酸素と結びつき「さびる」のと同じように、体内でも活性酸素によって酸化し、身体がさびてしまうのです。 身体の「酸化」は、病気や老化の原因となっています。

活性酸素の発生原因

 通常の呼吸によっても活性酸素は発生しますが、急激な増加は以下が原因と言われています。

 ・排気ガス ・紫外線 ・たばこ ・アルコール ・ストレス ・食品添加物 ・過度な運動



活性酸素の種類

活性酸素は、スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素の4種類とされています。

スーパーオキシド 栄養素をエネルギーに変える時に発生する活性酸素で、他の活性酸素の前駆体。
過酸化水素 スーパーオキシドが、抗酸化酵素に分解された後に生まれる活性酸素で、ヒドロキシラジカルを生成しやすい。
ヒドロキシルラジカル 過酸化水素を半分にしたような構造で、最も反応性が高く、最も毒性・酸化力が強い活性酸素。
一重項酸素 皮膚に紫外線が当たると皮下の細胞中に大量に発生する活性酸素。

活性酸素が原因とされる疾病や現象

 活性酸素の研究が進むにつれ、今や病気の90%は活性酸素が原因だとも言われています。美容に関しても紫外線により活性酸素が発生するとメラニン色素がたくさん分泌され、しみや肌荒れしやすくなることになります。また、エネルギーの発生とともに生じる活性酸素は24時間活動している肝臓でより多く発生し、肝臓の老化・機能を低下させることにより、疲れやだるさなど生みます。
■疾病
心臓病、脳血管障害、高血圧、癌、動脈硬化、糖尿病、肝臓病、白内障、老人性痴呆症、関節リウマチなど
■現象
シミ、しわ、肌荒れ、白髪、疲れ、肩こりなど

抗酸化

 このように活性酸素が増えると、様々な問題が起きてきます。この活性酸素を抑えることを「抗酸化作用」といいます。抗酸化作用をもつものには、もともと人間の体内に備わっている「抗酸化酵素」と体外から摂取する「抗酸化物質」があります。
SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンといった抗酸化酵素は、25歳をピークに徐々に減少し、40歳を超えると急激に減少してしまいます。また、抗酸化物質には、代表的なものとして食物に含まれるビタミンA、C、E、亜鉛、カロテノイド類、ポリフェノール類、CoQ10、αリポ酸などがあります。
 このように体内、体外からの抗酸化作用を持つものがありますが、現代人の生活では、食生活の乱れ、ストレス、環境汚染など活性酸素が増加する要因がたくさんあり、更なる抗酸化物質を体外から摂る必要があります。

優れた抗酸化物質 水素

近年、抗酸化物質して注目されているのが「水素」です。

◎少量でも抗酸化作用を発揮する
分子量2の水素は、他の抗酸化物質と比べ極端に分子量が小さいため、少量でも効率よく抗酸化力を発揮する。
◎体内の隅々まで届く
気体である水素は拡散性にすぐれ、さらに最小の分子量のため、容易に血液中に入り血管から身体全体のあらゆる細胞に届きます。
◎体内に残らない
多くの抗酸化物質は有機物で自らが酸化物になり体内に残ってしまいますが、無機物の水素は酸化物にならず体内に残りません。
◎4種類ある活性酸素全てに結合する
4種類ある活性酸素の中で、特に酸化力が強くSOD酵素では除去できないヒドロキシルラジカルにも水素は結合し中和します。