CBDとは、ヘンプやマリファナ(カンナビス)といった大麻草に含まれるカンナビジオールという成分。
カンナビジオールは、私たちの身体がバランスを保ちながら健康的に活動していくのに欠かせない物質であると言われています。
カンナビジオール
注目される麻の成分:CBD(カンナビジオール)
麻の有効成分「カンナビノイド」
麻には「カンナビノイド」という100種類以上の化合物があり、この化合物が人間の身体に本来備わっているエンド・カンナビノイド・システムという情報伝達システムに働きかけます。エンドカンナビノイド・システムは人間の体内にある生化学的な信号伝達システムで、私たちの日常生活の調整に欠かせない役割を果たします。
そのカンナビノイドの主要成分は「カンナビジオール」(CBD) と「テトラヒドロカンナビノール」(THC)の2種類に分けられます。CBDとTHC、分子式は全く同じですが、構造式が異なるため、全く別の作用をします。
CBDとTHC
THCは、日本の法律ではいわゆる麻薬成分とみなされ、禁止されている成分です。
CBDは、THCと比べると、身体への悪影響はなく安全な成分として日本でも認められている成分です。医学・薬理学的研究は1000件にものぼり、それ以外の分野でも注目が集まっています。もともとアメリカをはじめ海外では大麻が様々な分野で使われており、2016年11月にWHO(世界保健機構)にて安全性も高いと発表されてからは、 麻の栄養素の高さもあり、健康食品や化粧品、お菓子や飲料ようなどにも使用されるようになってきました。